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アネモネエイチピーラボ★

好きなイラスト描いて、好きなゲームについて書き書きします。

放課後の保健室でドキッ☆吸血鬼ラブ [イラスト]

Category*オリジナル
z25cc.jpg
date 20120815 * theme original * tool openCanvas5.5

べにさんとコラボ第2弾は、オリジナルの保健室吸血鬼モノです!w
なにを描こうか一緒に考えていたところ、色々モリモリネタが浮かんでしまいこんな事に・・・(*ノノ)

雰囲気たっぷりな美麗背景と、向かって左側のでこがかわいい生徒君をべにさんが
右側のあやしい保健室の先生を僕が描きました。
すごく自然で、まるで横に並んで一緒に描いたような仕上がりw
みつさん、きれいに仕上げてくれてありがとう!
すごく楽しかったです(≧ワ≦*)またやろうね!

べにさんと一緒に考えたネタを盛り込んで書いたショートストーリーは、続きで公開中!
さらに加熱!まとめ記事→セント三成学園


先生からの貢物☆特製壁紙サイズ


続きは、別バージョン裸アレとオマケショートストーリー
ちょっと危ない放課後 保健室でドキッ☆吸血鬼ラブ


―セント三成学園。
その全寮制男子校の神学校は、外部から完全にシャットアウトされたその独特な構造と神秘的な雰囲気で謎に満ちていた。
なぜなら、昔から代々語り継がれていた吸血鬼伝説が、今またひそかに噂になっていたからだ。

吸血鬼。
人を襲うような恐ろしい存在なのか、はたまた映画で見るような甘美的なものなのか。

ひとりの少年が新たに入学して来た時、いわば静寂を演じていたその様は切り裂かれる事になる。
声にならない悲鳴と共に・・・



少年は額に手をあて、まだ新しい手帳を見つめて考え込んでいた。
学園に伝わる吸血鬼伝説。
その噂が囁かれ始めたのはさかのぼる事、数十年前。学園が出来る前からすでにあったという。
神学校の十字架がすべて壊されていたという話や、まるで血を抜かれたようなひからびた死体が発見されたという話。
それはただの噂で、本当にあったかどうかも分からない。
ネットや、いくつか図書室を回って過去の新聞を探したが、そんな事件は見つからなかった。

吸血鬼は、いるのだろうか。
この学園にいたのだろうか。
まだ学園にいるのだろうか。

最近、独自に手に入れた情報がある。
まだ根拠も確信もなにもないが、あやしいと睨んでいる人物がいるのだ。

夜も明けきらぬ時間から学校に来て、毎朝のお祈りの時間にもいた事がない。
義務付けられている十字架の携帯もしない。
そしてなによりあの青白い肌。
あいつはあやしいんだ。絶対に。

入学した時に目があって以来、妙に視線を感じる時があった。
だから妙に気になった。
まわりのオーラが違うような気がした。ひんやりと冷たい、なぜかそういう人。
その人はいつも一人で。

他になんの手がかりもないし、その人を調べてみよう。

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吸血鬼伝説 調査記録

観察対象
刺又 凛矢(さすまた りんや) 校医 年齢不詳

1日目

「朝」
いつの間にか来校している。
すごく早起きして来たのに、もう保健室に姿を確認。
先生用の寮は、生徒寮と逆の場所にあるから、張り込みは無理。
隠しカメラを仕掛けるか?それも別の意味で危険だ。

「昼」
衝撃的な事があった。
早弁をして見張っていると、対象が持参している弁当を目撃したのだ。

中身がよく見えなかったので、屋上から双眼鏡にて確認したところ

謎のフルーツ

で弁当箱がぎっしりだった。調べてみると、ザクロという果物。
他にイチゴもあったように見える。
・・・謎だ・・・
一緒に持っていた飲み物は、レッドグレープフルーツジュースだ。

ちなみに中庭の日陰で一人で食べていた。友達、いないのかな。


2日目

「朝」
今日は身体測定。
校医である観察対象に近づくほかでもない好機だ。
もしかすると、なにかとんでもない事実が分かるかもしれない。
ちょっと緊張して、昨日はよく眠れなかった。眠い。

なにも起きなかった。
妙に頭や体をなでられた気がしたが、気のせいかもしれない。
どうも神経が過敏になってるから。
推理ドラマでもそうだ。最初にあやしいと思った人が、たとえ犯人じゃなくてもあやしく見えてしまう。
とりあえず、杞憂に終わった。
眠い。


5日目
「放課後」
サボっていたわけじゃない。観察は続けていたが、なにも起きなかっただけだ。
見ているうちに、ますますあやしく思えて気がしたが、なにも起きないのだ。
対象のいない時間を狙って、保健室に来てみたがやっぱりなにも見つからない。
というか吸血鬼の証拠って一体なんだ。
吸血鬼なんて、やっぱりいないのかもし


「なにを書いてるんだ」
手帳を奪われそうになり、慌ててうしろに隠した。
目の前には、観察対象 刺又 凛矢。
いつの間に来たのか。相変わらず、顔色が悪い。
笑顔を作ってはいるが眼鏡の奥の瞳が、冷たい。

「べっ、別になにも・・・」
先生は眼鏡をクイッと動かすと、笑みを消した。
「目をそらすな。俺の目を見ろ」
ワントーン低くなる声。
まるで蛇ににらまれた蛙のように動けなくなる。
恐怖とかじゃなく、一種の本能で危険を感じている。

先生に頬を撫でられ、続けて汗のうっすら浮いた額を指差された。
「せ・・・先生・・・?」
「今日は涼しいのに、汗か。どうした。気分でも悪いのか?」

いえ別に、と足早に去ろうとするのを、腕を掴まれ止められた。
「してやろう」
「えっ!?」
「してやろうって言ってるんだ」

無理やりうしろから頭を掴まれ振り向かされた。顎に手を置かれ、上を向かされる。
「・・・」
「せっ、先生」

黙ったまま、じろじろと顔を見つめられる。
「口を開けろ」

答えずに口を固くむすび、拒否の態度でしめしたが、手荒に開かされてしまった。
「へ・・・へんへ・・・」
「黙れ。口を開けろ。もっとだ」
こわい・・・掴まれた手をふりほどこうとするが、びくともしない。
不意に先生の腕に触れた時に思わず声が出そうになるくらい驚いた。

この人、体温が、ない。

「熱はなし。扁桃腺も腫れてはいないな。どこも異常はないが・・・」

心配、してくれていたのか。
ただの診察だったようだ。

でも、あの体温の低さは一体・・・

「脱げ」
「は?」
「服を脱げと、言っている」
「いや・・・大丈夫です」
「一応、体温も測ってみるか」
「いや、本当に・・・大丈夫ですから」

先生はにたり、と笑うと閉められていたカーテンを開けた。
きれいにシーツが張られたベッドがある。

「寝ろ」
「・・・」

咄嗟にドアを見る。・・・逃げるしかない。先生は、変だ。やっぱり、吸血鬼なのかもしれない。

「おい。これを見ろ」

先生の方を見ると、ベッドに座って左手でなにかをゆらゆら揺らしている。
鍵だ。

「あ、あの・・・これ・・・どういう・・・」
「なにがだ?」
「か、帰ります!」
「触診してみないと、どんな病気が潜んでいるか分からないからな。一番正確な体温の測り方は知っているか?」

ドアに駆け寄り、ガチャガチャとノブを回すがやはり鍵がかかってある。
「帰さないぞ。生徒の健康管理が俺の・・・仕事だからな」
ベッドが軋む。先生がこっちに歩いて来る!なんとかして逃げないと!

万が一のためポケットに潜ませていたニンニクを咄嗟に投げつけた。
先生の胸あたりにぶつかったあと、ぺしゃっと力なく床に転がった。

「・・・」
「・・・き、効かないの・・・?」
「これは一体なんの真似だ・・・」

殺される。
直感で思った。ほら、前に見つかったって言っただろ?きっと、あのカラカラ死体みたいになるんだ・・・

強引にベッドに引きずられ、そのまま押し倒された。
腕を掴まれ抵抗出来ない。服をめくられ、腹から胸まであらわになる。

「・・・っ!!」
恐怖と、恥。なぜこんな事をされるのか。ただの好奇心がこんな事に。
これじゃ本当に、ミイラ取りがミイラに・・・

「痛くないか」
「えっ!?」
腹を所々優しく押され、そのくすぐったさに身をよじる。
「ふふ・・・」
なぜそこで笑ってるんだ。妙に嬉しそうな先生に鳥肌が立つ。

「俺をつけ回して、楽しかったのか?」
バレてる!
「妙な事を手帳に書いたり、盗撮して、楽しかったか」
仰向けから横向きに体勢を変えられ、横腹を撫でられる。
「ひゃあ!」
「悪い子だ。お前は本当に・・・いけない子だな」

うっとりと目をつぶって、顔を近づけて行く。
その隙をついて、ベッドから飛び起きて、鍵を奪おうとした。
だが、すべては予想していたとばかりに先生は微笑んだまま、鍵は遠くに投げ捨てられてしまった。

「・・・逃がすわけがないだろう。子供は本当に甘いな」
「こ、こんな事して・・・へ、変態!」
「保健室で生徒の体を調べてなにが悪い。それが俺の仕事だ。
・・・罠に自ら進んでかかったくせに・・・」
「えっ、今なんて」

また背後から、羽交い絞めされた。
口を覆われ、耳元で吐息まじりの声で囁かれる。

「ずっと見ていた・・・本当に甘い香りだ」
しまった。愛用の消しゴムはストロベリーの香り付きだ。

いつもは髪に隠れていた耳がちらりと見えた。
他の人とは違って、とても尖って見えた。
薄く笑う唇から、白い歯が見える。
他の人と違って、とても尖っている、その白い歯が
僕には、なにに使うのかよく、よく分かってしまったんだ・・・


「大丈夫。心配はいらないよ。大切にしてあげよう。
生徒の健康管理が俺の仕事だから・・・な。
手帳には代わりに書いておこう。
今日もなにもありませんでした、と」

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BLOODY END

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