りおりのSTEAM日和011 惑星に放り出されて、むりやりサバイバル生活 「RimWorld」 #1



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ハッ。

私は目を開けた。
少し前の一瞬の空白。
体が衝撃を覚えているが、あれは夢の中の事だったか。

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荒野、と言わざるを得ない光景が広がっている。
まばらに散らばるのは、機体の一部か。
いや、そもそも、私は飛行機になぞ乗っていたのか。

近くにいた男がむくりと体を起こす。
知らない男だ・・・。

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なんだ?
頭に浮かんだ履歴書のようなものは。
カルト教団の児童という文字が引っかかって、他が上手く情報処理出来なかったのだが。

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うっ。
次は私の情報だった。
幼年期が実験体だったなんて、誰にも言っていないのに。

ここで私は自分がなにか大きな力で、なにもない惑星に飛ばされ、勝手にサバイバル生活を始めなくてはいけなくなったことに、やっと気づいた。

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二人の男と、共に。


・・・

今回のりおりのSteam日和 第11回目は、特別編として、ゲーム内キャラクターの目線で日記形式で進めてゆきます。
ずっと遊びたくて買うか迷ってたらいきなり値上がりしたという経緯を持つ「RimWorld」です。
自由度xサバイバルの究極ゲーム「RimWorld」で果たして何日生きられるのでしょうか。
ゲームの最終目的は、惑星からの脱出。

キャラクターをカスタマイズできる「EdB Prepare Carefully」をワークショップで追加し、
ニックネームと年齢、見た目を変更しています。その他はランダムのままです。
Biological AgeとChronological Ageがよくわからないで設定したのですが、調べてみた今もよくわかりませんw

ゲーム自体は、本当にほっぽりだされてサバイバルするだけのシンプルなものです。
プレイヤーに出来るのは、なにをどこに作る、装備する、拾う、運ぶという簡単な指示だけで、キャラクターたちは自由に動いています。
ランダムで起きるイベントを、プレイヤーの脳内補填次第でどこまでも膨らみ続けられるのが、RimWorldです。
なので、本記事のストーリー、セリフなどは想像のものです。(ちなみにYutaka(後述)については、ノータッチです)


・・・


ふう・・・。
少し息を整え、頭を整理する。
なにもわからないが。

まわりの男たちと名乗りあう。先程、頭に浮かんだ情報はみな同じようで、形式だけのものだった。
敵意がないようで少し安心した。尤も、今は、かもしれないが。
協力しなければ行き残れないと分かっているからかもしれない。

周りをよく見てみる。
携帯食料と思しき小さな箱、瓦礫、廃墟の壁・・・。
あとは、土、土、土だ。
遠くに木も見えるが・・・。

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なんだこのアルパカ(女性)は・・・。
この非常時だ。食料にしなければいけなくなるかもしれない。
肉は貴重だし、この状況では食べなければどうなるかは考えなくても分かるだろう。
でも私は、こんな可愛い生物を殺めてまで生きたいとは思えない。


そう、私は生きたいと思う力が、そんなになかった。


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なんだこのYutakaは・・・。
ヨークシャーテリア、2歳、うろうろしている。
入植者(私達の事らしい)所属の男性、とある。
ペット・・・ということなのか?
このヨークシャーテリアをどうすれば良いと言うのだろう・・・。

わからない・・・頭が痛くなって来る・・・いや、これは不時着時の怪我かもしれないが。


とりあえず、状況をまとめると私達は、

・知らない惑星(不確か)に放り出されている。
・知らない男が三人いる。(ヨークシャーテリア二歳男性は含まず)
・食料は僅か。
・周りは土ばかり。


入植者について。

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まず、私はRinya
大丈夫、ちゃんと記憶ははっきりしている。
なぜか頭に情報が浮かぶし。
生い立ちこそ珍妙だが、今は主夫をしている普通の男だ。
主夫ということは結婚していたはずだが、なぜかモヤがかかっているように思い出せない。
才能・性格は、だらけ癖、ドラッグ嫌い、慎重な射手だ。だらけ癖のある主夫は、やばい気がするが、のんびり頑張っていたのだろうと予想する。
なぜか胴に銃創があるのが気になるが、これは古傷のようだ。
苦手・欠点は、看護、人付き合い、消火だ。
・・・サバイバル生活に完全に不向きな事が分かったのだが、大丈夫なのだろうか。

次は可愛い顔をした大男、Avisと呼んでくれ、と彼は静かに呟いた。

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生い立ちは物凄いが(実験体だった私に言われたくないと思うが)、今はボディガードをしているらしく、その大きな体と共にサバイバル生活では頼りになりそうだ。
凶暴な獣、侵略者、エイリアンも・・・出て来ないとは限らないのだから。
そして、彼も人付き合いが苦手な事が分かった。
しかし、今は苦手だなんだと言っている場合ではない。潤滑な人間関係を築くためには、どんな事だってやらなければ。

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次は、Cent。少年兵だった過去を持ち、今は名医らしい。自分で名医と言うのはどうかと思うが。
彼はなぜか「我々が助かる見込みはないだろう」といきなり悲観的な事を堂々と言った。
どうやら、メンタル的な問題があるらしい。彼の医術は必要不可欠なものだが、その言動には注意をしなければいけないだろう。


とりあえず、住む場所をまずは確保しようか。

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外敵の事を考えて、周囲を崖に囲まれた場所にした。
二人共賛同してくれた。私が支持を出すリーダー的な立ち位置になってしまったが、大丈夫なのだろうか・・・。
自分で言うのもなんだが、私は非力な男だと自認している。ただのかよわい主夫なのだ。守るよりも守られたい。なにも期待しないで欲しい・・・。
不安の中、各自、仕事を始める・・・。

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Avisは木を切り始めた。
ある程度の道具は最初から持っている事に気づいた。ノコギリや、スコップ、トンカチなどだ。
私は食料がとにかく心配なので、米を植える事にした。やはり米だろう。
他の二人は不思議そうな顔をしていたが、私は日本人だ。米を食わねば死ぬだけだ、と昔の人が言っていた気がする。

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だいぶ家が出来て来た。
こんなに簡単に建築が出来るのかと不思議に思ったが、なぜかすんなり手が動いていた。
僅かに失敗する事はあれど、作り方など最低限必要な知識が我々にあると気づく。そんな事、勉強した覚えはないのだが。

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私は米を黙々と植え続けていた。
あたりはとっぷりと日が暮れていたが、気づくこともなく集中していた。
米があれば生きられる、と昔の侍が言っていた気がする。

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ふと見ると、Centが作りかけの家で突っ伏して寝ていた。
どうなるか分からない、死ぬかもしれないこの環境で、よく眠れるな、と思った。



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しかし、私も倒れるように寝ていた。
植えたばかりの米の苗の中で。



#2につづく・・・。









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